【雑記】パチンコ屋であったイヤな思い出
どうも。道産子ダイナマイトです。
今回は前回の記事でも書いたのですが、僕が常連と仲良くしないようになったキッカケとなるエピソードをTOP5のランキング形式で発表したいと思います。
前回の記事はこちら。
dosankodynamite.hatenablog.com
ではまず第5位です。
ジャグラーにおける波理論
「この台もう600もハマってるからそろそろ当たりそうじゃない?」
当たらねぇよ。
「100まで回してやめるわ」
何のゾーン?
第4位
やめてった常連の台に座って出してしまった時にかけられた一言。
「それ出ると思ったんだよなあ」
ならやめるな。
第3位
隣で打ってたおっちゃんが閉店1時間前でATが取りきれそうにない僕に対して一言。
「目押ししてくれない?」
結局そのジジイは何度も目押しコジキをしてきてコーヒーの一つもヨコさなかった。
第2位
隣でパチンコ打ってたおっちゃんがとんでもなくアツい演出が来た時に僕の方を見てきたので、その演出がいかにアツいかを力説していた僕に対してきつい一言。
「どうでもいいけど、兄ちゃん口臭いな!」
第1位
1位はちょっと長めに。
真冬の朝6時から開店待ちをしていた時に一緒に並んでいた知らない常連がめっちゃ体の心配をしてくれた時のこと。
「みんな、後もうちょっとだ。頑張ろう!」
「開店して台を押さえたらすぐあったかいお湯で手をあっためた方がいいよ!」
などと兄貴分全開でみんなを励ましていた。
寒さで死にそうになりながらもなんとか開店を迎え無事台を確保できた時にも、その兄貴分の常連さんが台を取れたことを自分のことのように喜んでくれた。
凍れた手を擦りながら台と向き合う僕。
うむ。
僕の台はやはり高設定だ。
他の常連さんたちはどうなっているだろう?
あの地獄の3時間を耐え抜いた僕たちに仲間意識が芽生えていたのだ。
そう思ってホールを徘徊する。
みんなしっかり出玉を作っていてやはりこの店のセンターセブン台はアツいなと確信していたその時、
ガチガチのド本命である初代北斗の拳を押さえていた兄貴分の常連に目をやると、遠巻きでもわかるくらいに泡を拭いていた。
スランプグラフを見るからにざっと10万は負けている。
僕「声かけれねえよ・・・・・」
でもあまりにかわいそうだったので勇気を振り絞って声をかけてみた。
僕「きつそうですね・・・」
兄貴「いやぁまいったよ^^;単発ばっかりでさ、でもみんな良さそうな台で良かったね^^;」
なんていい人なんだ。
こんないい人が真冬に3時間も並んで死にそうになりながらも台を確保し、且つ10万負けるようなこんな世の中があっていいわけがない。
兄貴「でもさ、この台設定6あると思うんだよね・・・・」
僕「設定6ですか??」
僕は思わず吹き出しそうになった。
だってよ。
こんないい人が真冬に3時間も並んで死にそうになりながらも台を確保し、且つ設定6で10万負けるとしたら、神様なんているわけがないよな?
しかも他の台は全員出てるし。
兄貴、、、もうしゃべらないでくれ。
こっちは腹筋が崩壊して頭がおかしくなりそうだ。
兄貴「今のところ初当たり22回も引いてるのに最高連チャンが3連だよ?」
もうやめてくれ。
グチグチ言わないでくれ。
僕は兄貴のことは頼れる大人としてこれからも見ていたいんだ。
最低でも66%継続の北斗で その挙動は若かった僕には耐えられなかった。
僕「フフ、それは、フフフ、きつい、すねぇ、、フゴフフ」
その後V字回復することない北斗から席を離れ、店を後にする兄貴の背中を僕は見逃さなかった。
小馬鹿にしていた自分が恥ずかしくなったのと、兄貴の背中が朝よりも何処となく小さいように感じた。
やはり僕は人付き合いが苦手なのかもしれない。